三恵ホールディングスブログ

SHDグループ、管理部です。

ISO(品質・環境)マネジメントシステムについてのヒント(私たちの気付き)をシリーズでお伝えしています。

当グループでは、2016年1月からISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)は2015年度版で運用しています。
同版では、トップマネジメントは、「意図したアウトプットを生み出す仕組み」を作るとともに、組織として品質マネジメントシステムが意図した結果を達成できると確信を与えるために取り組む必要がある「リスク及び機会」を決定しなければならない、としています。

今回は、当グループが取り組んでいる「リスク及び機会」について述べてみます。
(「意図したアウトプットを生み出す仕組み」はこちら)

ここで言うリスクとは、意図した結果の達成に対する阻害要因となるものととらえ、当グループでは、①経営上のリスクとして「法的その他の要求事項からの逸脱」を、②品質マネジメント上のリスクとして「エピデミック等重大な品質不適合の発生」を、③環境マネジメント上のリスクとして「化学物質流失等重大な環境不適合の発生」をあげ、コントロールする仕組みを構築しています。

一方、機会(ISOの英文ではchancesではなく、opportunities)については、意図した結果への改善のきっかけと捉え、④経営上の機会は「顧客要求・法的要求事項のアップデート」を、⑤品質マネジメント上の機会は「顧客からの満足・品質不適合などの情報」を、⑥環境マネジメント上の機会は「化学物質の管理に関する教育・訓練」をあげています。

 

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2018/01/16|国内、会社活動
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