当社スタッフ2名は、米国サンディエゴで開催されたウエスタンデジタル社のキーサプライヤーミーティングに参加しました。
同社は、今年の8月に「The Future of Data Infrastructure」として、「ソフトウエア・半導体メモリ・HDD」からなる「Software Composable Infrastructure」を発表しています。
また、同社は2017年10月に「次の10年のビッグデータの保存、アクセスに対応する次世代技術」を発表しており、この中でHDDについてはマイクロ波アシスト電磁記録方式について述べています。
これらによれば、HDDはこれからもデータメモリとして半導体メモリとともに重要な一翼を担っていくものと認識され、HDD製造ロボットシステムを提供する当グループとしては今後とも、同ロボットシステムの開発に注力する意欲がわいてきます。
キーサプライヤーミーティング参加に関する当グループのブログはこちら
当社スタッフ4名(シンガポール拠点スタッフ・日本拠点スタッフ)は、シンガポール科学技術研究庁によってARTC(製造技術研究開発センター)の施設内に開設された「モデル・ファクトリー@ARTC」の開所式に出席しました。
「モデル・ファクトリー@ARTC」は、政府とARTCメンバーの協力のもと開発された個別生産ラインや付加製造ラインなど30以上の先進の生産技術を体験できる施設であり、官民のパートナーシップのかけ橋の役割もあります。
開所式では出席企業の方々と交流ができました。出席企業は約100社で、うちARTCのメンバーは当社のシンガポール法人を含め、IHI、DMG森精機、富士通、マイクロソフト、ロールスロイスなど約60社です。
開所式後には、工場ツアーと生産設備のデモンストレーションが行われ、ロボットやIoTを活用した未来型工場を体感しました。
当社といたしましても、シンガポール政府のみならず、ARTCメンバーの企業様との協力を通じ、お客様により高い生産性や効率性を備えた生産設備をご提供できるよう努めてまいりたいとあらためて考えさせられました。
当社がARTCと共同開発したマスキングロボットについてはこちら
日本法人の技術者が、台湾法人の品質保証体制の整備に協力しました。
台湾法人で生産中の小型機器の検査治具は、日本で開発したものを使っています。
日本法人からの技術者は、検査治具による品質管理レベルの設定について、現地社員とともに具体的な仕組み作りをしました。
重要客先であるD社様から、品質マネジメントシステムに関する第二者監査を受けました。
今回は、函館工場にご来社いただきました。監査の内容は、品質保証体制・工程の管理・設備の管理・品質関連の記録の管理など、詳細かつ具体的なものでした。
ご指摘事項は4件ありました。その1例として、「工場内の工程内検査」について、チェックシートのチェック内容の不足が挙げられました。
ISO9001/2015年度版では、「リスクと機会への対応」が企画の新たな要求事項となっています。
私たちは、「機会(Opportunities)」を「改善のきっかけ」と捉えて日々取り組んでいます。
今回のご指摘を貴重な「機会」と捉え、品質マネジメントシステムの改善に取り組んでゆきます。
日本とアジア各地のグループ会社の代表が日本に参集し、お客様とのコミュニケーションを改善する方法について研究しました。
当グループでは、グローバルに事業を展開されているお客様に対し、仕様打ち合わせ・設計・製造・デバック・据え付け・保守の工程ごとに異なるグループ会社が担当するケース(水平分業)があります。
そこで、このような水平分業のケースにおいて、グループ会社内の情報の共有や、各工程におけるお客様とのコミュニケーションを改善する方法について、具体的な事例をあげて研究しました。
アジア各地のグループ会社では日本やアジア各地のお客様からのコンタクトをお待ちしています。
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